2023年2月26日（日）、沖縄県本部町大堂のステキな古民家（屋嘉比薬局別邸）にて、
青森県サン保育園園長、毛利シゲ子先生のお話会がありました。
シゲ子先生は御年８１歳。
ですが、81歳とは思えないほどお若くて美しくて、気品が漂っていました。
１人ひとり、その人に必要なメッセージを伝えてくださるとお聴きしていましたが、
私にとっては、３歳の次男に対する接し方について、なるほど！なアドバイスをいただきまして、
お話会の最中から、息子たち３人が愛おしく感じて、心が温かくなりました。
印象に残っているお話を書き留めておきたいと思います。
毛利先生の保育方針
お話会から日が経ってしまい、記憶が薄れてしまいました。。。
感動はすぐに書かないといけないですね。
反省です。
ステキなお話会だったので、メモしていた内容を中心に書き留めておこうと思います。
教育とは、共育。
子どもと共に、親も成長していく。
サン保育園の保育方針
サン保育園では、
①思いやりの心、②一人で社会に出られる力、③社会性を育むこと
を保育方針とされているそうです。
子どもたちの心を育てることを最も大切にされています。
今回、初めてお話したとおっしゃっていた、ただし君のお話。
いたずらっ子で悪さばかりしていた、ただし君。
ただし君は、お腹にいる時からお母さんの苦しみを一緒に背負ってきたそうです。
いたずら、悪さばかりしているけれど、その子の心を見ることが大事。
どうしてそのような行動をするのか、心に寄り添っていると、
ただし君は、シゲ子先生に心を開き、お手伝いをしてくれるまでになったそうです。
その子のエネルギーをお手伝いやいいことに変えると良いとおっしゃっていました。
いつも走り回って大きな声で騒いでいる子は、静かに座っている時に褒めてあげればよい。
それ以外は走り回らせていればよくて、走り回れる元氣、エネルギーが素晴らしいとおっしゃっていたのが印象的でした。
うちの次男はずっと走り回っているので（笑）
食事の時に、「座って食べるんだよ」と何度も何度も言っていましたが、
シゲ子先生のお話を聞いて、座って食べている時に、「座って食べて素敵だね」と褒めるようになりました。
いつも注意ばかりされていた次男は、嬉しそうな顔をして座ってご飯を食べていました。
質問タイム
質問タイムでは、参加していたママたちの子育てをしていて気になること、相談したいことをシゲ子先生にお聴きしました。
わたしは、3歳の次男のことを相談してみました。
次男は２歳２か月の時に弟が生まれました。
三人の中で一番手のかからない赤ちゃんで、良く寝てくれたり、人見知りをあまりしなかったり、自分のことは自分でしてくれたりと、とても助けてもらっていました。
そんな次男に甘えて、次男にあまり手をかけてこなかったからかなと思いますが、
最近、お着替えや歯磨き、後片付け、お風呂など、「○○してくれる～？」と言っても「イヤ～」と言ったり、全然話を聞かなかったり。
これは、もっと次男に手をかけて関わりなさいというサインだろうなと感じていたので、この機会にシゲ子先生に相談してみました。
「おんぶしてあげていますか？何でもないときにおんぶをしてあげるのよ。」
「おむつとってくれる？ありがとう、お兄ちゃんやさしいね。○○（次男）お兄ちゃんで良かったね」
と、お兄ちゃんとしての喜びを感じさせるような声掛けをするとよいと教わりました。
翌日の朝に、そのようにやってみたら、次男も長男も嬉しそうに照れ笑いをしながらお手伝いをしてくれました。
その後は、よく三男と遊んでくれたり、三男のことだけは進んでお手伝いしてくれるようになりました^^
その日１日、ほめまくって叱らずに過ごしたら、夜は長男が次男に絵本を読んでくれて、いつのまにか二人で寝ていました^^
注意したくなったら、なんでその行動をとっているんだろうと、息子たちの心に目を向けて一呼吸おくことにします。
【他の参加者さんの質問より】
「子どもたちを見ていて、女性と男性とでは性質が違うと感じていますが、どうでしょうか」
男性と女性の役割について、男性は前に進める・進歩させる人。
女性は調和させる人。
なのでママたちも、
・お母さんが笑っている家庭が円満の秘訣。
・旦那さんの好きな格好をして、かわいくしているのが良い。
・旦那さんを認めて受け入れてあげる、ねぎらう。
・旦那さんのことをまずやってあげる
そうお伝えくださいました。
お話会後の心の変化
最近、子育てにも慣れて来て、自分のことに意識が向きすぎていたので、
子どもたち一人ひとり、そして夫の心に寄り添って過ごしていきたいと思いました。
また、お話を聞きながら、子どもたちがいてくれることへの喜びと感謝の気持ちが沸き上がってきました。
ステキなお話会を開催してくださった、屋嘉比薬局の屋嘉比ご夫妻、いつも子どもたちを子守してくださる宮平典子さん、ありがとうございました^^
