この暑い時期!
冷たい物、甘い物が食べたくなりますよね。
わたしは喉が渇いて、冷たい梅ソーダをがぶ飲みしたくなります!(笑)
しかし、冷たい物をとりすぎてしまうと、胃腸の調子を崩しやすくなってしまいます。
息子たちも甘いものが食べたくなったようで、
「デザートちょうだい~!!」攻撃がはじまりました!
甘麹ぜんざいなら、ビタミン、ミネラル、アミノ酸も補給できるし、
小豆と緑豆で夏にピッタリ✨
ということで、さっそく作りました^^
ただいま分量は試行錯誤中で、今回は豆に対して麹を少なくしてみました。
- 小豆、緑豆を洗って、たっぷりの水に一晩つける。(小豆は約6時間、緑豆は約3時間)
- 小豆の量の3倍の水をいれ、ゆでる。(今回は沸騰後、一度水を変えてゆでました)
- 小豆が少し芯が残るぐらいになったら、緑豆を入れる。米麹を常温に戻しておく。
- 小豆と緑豆が煮えたら(少し固めがオススメ)、炊飯器に入れる。
- 豆が55~60度ぐらいになったら、米麹、塩1/8を入れて混ぜる。(茹でてすぐに入れたり、完全に冷めてから麹を入れると、上手く発酵しません。)
- 炊飯器にふきんをかけて、フタは開けたまま24時間保温する。
- 鍋にぜんざい、塩1/4を入れ、混ぜながら全体に火を通す。
我が家では、ホームベーカリーの甘酒機能を使って発酵させています。
24時間経ちました。
甘酒とは違ってシュワシュワと発酵しています。
味も酸味があったので、乳酸発酵しちゃったのかな。あ!緑豆を入れたからかもしれません!!
豆と麹は1:1の量が良さそうです。
もう少し研究が必要ですが、息子たちからは👍
もらいました^^
今日は薬膳的にもう少し^^
甘麹ぜんざいに入っている小豆、緑豆、米麹は
夏にピッタリの食材なんです✨
小豆ー利水、熱を取り除く効果
緑豆ー熱を取り除き、暑さから身体を守る効果
米麹ー脾胃の機能を正常にし、体力をつける効果
夏は、気温の上昇により氣血の運行が活発になり、五臓の「心」に負担がかかりやすくなります。そのため、精神不安や不眠などの症状も出やすくなります。
汗をかきやすく、氣(体力)も一緒に流出してしまうことで夏バテに。
暑さによって「脾」に湿(余分な水)がたまりやすく、食欲不振、身体が重だるくなる、皮膚が化膿しやすくなるなどの症状も出やすくなります。
なので夏には、熱を取り除く食材や暑さから身体を守る食材、身体を潤し喉の渇きを改善する食材を積極的にとると良いです。
苦味のある食材(ゴーヤーなど)が熱や余分な水を取り除き、
瓜系の食材(冬瓜、キュウリなど)が喉の渇きを潤し、熱や余分な水を取り除いてくれます。
大量の汗をかいた時には体力を補う食材を取り入れることで、夏バテ予防になります。
冷たい物の取りすぎに注意して、脾胃の機能を健やかにする食材もとると良いです。
熱を取り除く食材や暑さから身体を守る食材、身体を潤し喉の渇きを改善する食材を積極的に取り入れて、暑い夏を乗り切りましょ~^^
夏に積極的に食べたい食材
〈暑さから身体を守る食材〉
インゲン豆、緑豆、トマト、苦瓜、もやし、スイカ、パイナップル、メロン、レモン、ハイビスカスなど
〈熱を取り除く食材〉
はとむぎ、小豆、豆腐、緑豆、キャベツ、きゅうり、空心菜、ゴボウ、チンゲン菜、つるむらさき、冬瓜、豆苗、トウモロコシ、トマト、なす、白菜、へちま、ホウレンソウ、もやし、蓮根、スイカ、バナナ、みかん、あおさ、あさり、卵白、緑茶、ローズヒップなど
〈身体を潤し、喉の渇きを改善する食材〉
小麦、きゅうり、チンゲン菜、トマト、もやし、柿、クランベリー、すいか、パイナップル、ぶどう、レモン、緑茶など
〈体力を補う食材〉
穀類、山芋、かぼちゃ、イモ類など