先日、パーマカルチャーの師匠から、家庭菜園をしていると、同じ時期に同じ野菜が大量にとれるので、大量消費、保存に興味があるとご意見いただきました。
なので今日は、カボチャを丸ごと使い切る方法(大量消費や冷蔵庫が無くても保存する方法)を実践、まとめてみました。
炊き込みご飯
沖縄県うるま市にある、うるマルシェという市場で見つけた美味しそうな島カボチャ。
今日は、これを生ごみを全く出さずに丸ごと使い切る方法です。
料理の前に、重さを測ってみると約1400g。
まずは、カボチャとジャガイモ各250gを1.5㎝角に切って、3合のお米と小さじ2のお塩と一緒に炊きこみご飯にしました。
秋を感じさせるホクホク美味しい一品になりました♪
~大谷ゆみこ『つぶつぶ雑穀ごちそうごはん』学陽書房、p.16。~
残ったご飯は、豆乳リゾットにしてシナモンをかけていただくと、朝食にもピッタリの一品に変身しました♪
~同上、p.44。~
カボチャ甘酒
お次は、保存用にカボチャ甘酒を作ってみました。
こちらのレシピを参考に、カボチャ500g分(正味)を仕込みました。
我が家では、甘酒を作る時にはホームベーカリーの甘酒機能を使っています。
カボチャと水と麹を混ぜて、スイッチポンで出来ちゃうので、気軽に作ってみてくださいね。
14時間の発酵でもかなり甘くなりました。
出来立てをパンに塗っていただきました。
ほのかなカボチャの香りがして美味しかったです。
味は麹の甘味と風味の方が強い感じです。
甘酒はフードプロセッサーでペースト状にすると、甘酒の独特な風味がなくなり、さらに甘みが増して美味しくなります。
甘味料としても使えるようになるので、我が家ではよく甘酒でクッキーやスコーン、アイスを作って楽しんでいます。
この甘酒をマッシュすると、甘酒の独特な風味がなくなり、さらに甘みが増して美味しくなります。
今回も、アイスとスコーンを作ってみました♪
アイスもほんのりカボチャ香るアイスになりました。
~フウ未来生活研究所「甘酒アイスクリーム」『ジャパンズビーガンつぶつぶvol.5 2020夏』
一般社団法人ジャパンズビーガンつぶつぶ、pp.10-11。~
スコーンもほんのりカボチャ。
いや、ほとんどいつもの甘酒スコーンの味だったかな(笑)
でも、どちらもスイーツ好きの息子たちにはたまらないご馳走でした。
カボチャのワタのスープ
丸ごと使い切る!
と決めたので、ワタも皮も捨てずに使いましたよ。
ワタは、種は取り除き、包丁でたたいてペースト状にしてスープに溶かし入れました。
カボチャ風味のスープが出来上がりました。
そのままでも美味しいですが、フードプロセッサーでなめらかにすると、これまた美味しいポタージュスープになります。
カボチャのワタをカボチャに変えても、皮ごとスープにして美味しくいただけます^^
カボチャの皮チップス
カボチャの皮も無駄にはしません!
油でカラッと揚げて自然塩をふれば、手が止まらない一品になります。
子どもたちのおやつにピッタリです♪
種は、、、花壇に巻きます(笑)
種も、乾燥させて炒って殻をむけば、カボチャの種を食べることができますが、
手間暇をかける時間が無かったので、花壇にまきました。
これで、新しいカボチャができてくれたら嬉しいですよね!
定番の煮物
残り300gをどうしようか。
いつもは天ぷらにしたり、千切りにしてフライパンで焼いたりすると一瞬でなくなるのですが、今回は油を使わずに調理する方法ということで、定番の煮物に。
(カボチャの1%量の自然塩をまぶして、蒸し器で蒸かすのが簡単シンプルで美味しいですが、、)
いろいろレシピということで、いただいた小豆味噌を使ってカボチャの小豆味噌煮にしてみました。
小豆カボチャみたいで美味しかったです。
まとめ
今回は、炊きこみご飯、甘酒、スープ、チップス、小豆味噌煮を作ってカボチャを丸ごと使い切ってみました。
まだまだ美味しいレシピはたくさん♪
秋の味覚を味わいながら、第2弾も書きますね。
今回参考にしたレシピ本はこちら。