伊敷ふみかの物語

年中糖質制限ダイエットと年に数回の暴飲暴食

太りやすい体質で、高校生の頃から常にダイエットをしていました。
このころからずっと、大好きなご飯を茶碗の半分に減らして、食事の最後に味わいながらチョビチョビ食べるという食べ方をしていました。

大学生でもハンドボールをするようになると、少しは食事に気を使うようになりましたが、お金がなかったので、〇ックや〇スなどのファストフードやコンビニ弁当をよく食べたり、栄養ドリンクを飲んだりしていました。大好きなパンやケーキを食べるために、常にご飯を減らした食事をしていたり、飲み会では朝方まで暴飲暴食をしたりw。

学業とアルバイトとハンドボールの練習や試合でかなり身体を酷使していましたが、食事はほぼ外食。今振り返ると、私の身体はかなり悲鳴をあげていただろうなと思います。

慢性貧血で、試合ではいつも体力がなくて走れずに辛い思いをしていました。

姉の影響で始めた自己流自然食

姉の影響で、経皮毒と経口毒について知り、身体につける化粧品や身体の中に入れる食べものに氣を使うようになりました。
楽ロビの料理教室に子守役で付き添ったのをきっかけに、ファスティングをしたり、自己流で玄米菜食を始めるようになりました。

食を変え始めた頃は、ファスティング(酵素断食)と菜食でデトックスできたので、すごく痩せて喜びました。

食について調べれば調べるほど混乱し、不安と制限が増えてしまった

ですが、料理を楽しんで美味しく食べるという感覚はなく、何が身体に良くて、何が身体に良くないのか、という視点だけで食事をしていました。

玄米菜食になる前は、毎食必ず何かしらの動物性食材が入っていましたし、ハンバーグやスパゲッティー、オムライスなど、子どもが好きそうな洋食の加工品が当たり前の食卓で育ってきたので、いざ、玄米菜食の食事を作ろうとしても、献立が思い浮かびませんw。

毎日、重ね煮のお味噌汁か、ベジカレーか、豆腐ハンバーグかのローテーションで、同じものばかり食べていました。

しかも、何も味付けをしない方が身体に良いと思っていたので、長男の離乳食の時期には、かなり薄味のものばかり食べていました。

これだけ氣を使って食事をしているのだから、健康で元氣になるはずですが、私の貧血は改善せず、一日に何回も立ちくらみがありました。身体は疲れやすくて、夕方になると長男の育児でクタクタ。毎日寝かしつけながら寝落ちしていました。貧血、低血圧、冷え性で、朝起きるのも大変でした。

さらに、調べれば調べるほど、小麦、砂糖も身体に良くない、玄米も100回嚙まないと消化不良になるため子どもには良くない、ついには糖質制限でご飯も食べない方が良いという情報まで入ってきて、食べる物が無くなっていきましたw。

「私は何を食べたらいいのか。私の身体にあう食べものは何なのだろうか。」

自分の遺伝的ルーツや体質が分かるDNA検査までしたほどです。

以前は食べたいものを美味しく楽しく食べていたのに、、、

食に氣を使うようになってからは、一日中、何を食べようか考え、キッチンに立ち、この食事でいいのかと悩みながら料理を作って食べるようになってしまいました。

未来食つぶつぶとの出会い

2020年1月。次男の出産後に、Facebookを見ながらなんとなく氣になった広告アイコンをクリックし!て、未来食つぶつぶと出会いました。

つぶつぶとは、雑穀の愛称で、雑穀が主役のベジタリアン食スタイルのことです。

創始者の大谷ゆみこさんを中心に、本来の和食の知恵と技の「基本ルール」を活用して、現代の暮らしや感覚に合わせて創作した食スタイルを提案、発信されています。
(未来食つぶつぶ公式サイトより https://tsubutsubu.jp/)

雑穀と野菜と海藻とシンプルな調味料と、日本の伝統食の知恵と技で、和洋中、エスニック料理まで、なんでも作れる、そして何よりも美味しい!!

初めてレシピを見ながらもちキビポテトを作って食べたときに、
「うまい!!なんだこの美味しさは!!」
と身体の細胞が震え、感動したのを覚えています。

伝統和食の知恵と技に原点回帰した食術。
シンプルな材料とシンプルな工程なのに、
素材と火と水のエネルギーが驚くほど調和した美味しさ。

「私の求めていたものはこれだ!」

と直感しました。

未来食つぶつぶを実践して4か月後の2020年5月25日。
当時、Twitterでつぶやいていたわたしの心と身体の変化です。

まずは心の変化から、
・ご飯を作る時間、何をつくろうかと考える時間が劇的に減った!
・小麦を不安や罪悪感なしに食べられるようになった! (定期的なパンのドカ食いが無くなった!)
・子どもの食べる物にも大らかな気持ちで見守ることができるようになった!
・食べたいものを我慢することがなくなった
・ご飯を幸せいっぱい食べられる
・ご飯を作るのが楽しい
・お菓子を買うよりも作って食べたい
・やる気アップ

次に、身体の変化です。
・お肌つるつる
・顔の肉が柔らかくなって落ちた
・髪つやつや
・お通じが良くなった
・疲れにくくなった
・立ちくらみがなくなった
・体が軽くなった
・平熱があがった36.3→36.8
・便の匂いがなくなった
・オナラが出なくなった

一番驚いたのは、平熱が上がったことです。
物心ついた時から平熱は36.3度だったので、0.5度上がったことにはかなり驚きました。
あとは、夜、疲れにくくなって寝落ちしなくなったので、子どもたちが寝た後に、
「さーて何しよう♪」
と、自分時間を楽しむことができるようになりました。
また、立ちくらみもなくなりました。

身体の変化はもちろんですが、何よりも、食べ物について考える時間が減って
自分の好きなこと、家事・育児にあてる時間が増えたことが嬉しかったです。

さらに、これはダメ!あれはダメ!と自分自身にも子どもにも言い聞かせて、身体に良くない食べ物を排除していましたが、少々のことなら大丈夫と、食べるものに対して大らかに考えることができるようになりました。

家族や周囲の方々との食スタイルの違いに悩む

それから、レシピを見ながら無我夢中でつぶつぶ料理を作っては食べ、作っては食べて、その美味しさに感動しながら楽しんでいました。

ですが、はじめは上手く作れていなかったこともあり、完全菜食、塩の効いた味付けに変わった私の料理は、夫や両親には受け入れがたいものでした。

筋トレが趣味で肉好きの夫には、

「タンパク質がなくて大丈夫なのか??」
「つぶつぶ苦手」

と言われ、全く食べてもらえませんでした。

塩は悪者で、料理に全く塩を使わない実母からは、

「なんでこんなにしょっぱいの!?」

と、作ったお味噌汁に水を足されたりして、凹みました。

また、家族や友達と食事をする時に、動物性を食べない(ヴィーガン)と言うと、変に思われるんじゃないかと氣にしてしまい、嫌だな~と思いながらお肉を食べたりしていました。

さらに、未来食つぶつぶを楽しみながら半年経ったころの夏に、身体が暑すぎてカッとなりやすくなっていることに氣がつきました。(つぶつぶだけが原因ではなかったかもと今となっては思っていますがw)
本土ベースの食スタイルでは沖縄の気候と風土に合っていないのではないかと疑問が生じるようになったのです。

その疑問を解消するため、琉球薬膳を学ぶことにしました。
中医学、薬膳の世界にドはまりして、国際中医薬膳師の資格まで取ってしまうほど面白かったです。
その学びの中で、
人間の身体には穀物が主要な栄養であること、
日常食としてつぶつぶ料理(その土地の伝統的な食事)が適していること
を確信しました。

未来食つぶつぶでは、動物性食材は血を汚し、お砂糖は身体を冷てしまうと考えていますが、
薬膳の世界では、動物性食材も植物性食材も、お砂糖でも、どんな食材にもそれぞれに効能があると考えられています。
沖縄料理にはカツオだし、豚肉が良く使われていて、滋養のある食事には必ずといって良いほど動物性食材が使われています。

住んでいる場所や季節によって、人それぞれに身体に合う食べ物は異なるので、一概にこの食材・食事が良い!とは言えませんが、

沖縄でも、昭和初期までは豚肉を使った料理はお盆やお正月など特別な時だけで、毎日食べてはいなかったことが聞き書に書き記されていることも分かりました。庶民の日常食は菜食でした!

きっとこれから、ベジ薬膳、ヴィーガン薬膳のレシピが求められる時代が来るだろう。
未来食つぶつぶのレシピを参考に、沖縄の気候と風土に合った琉球ベジ薬膳レシピを考えていけたらと思っています。

なぜ、これほど未来食つぶつぶに共感しているのか

それは、SNSや料理教室で繋がる仲間や講師の方々が、イキイキと輝いて人生を楽しんでいるからです。また、つぶつぶ仲間のみなさんは、

「いのちを大切にする世界をつくりたい」
「食環境を良くしたい」

という(私も)共通の想いで活動しているからです。

未来食つぶつぶを伝える活動を通して、沖縄でもつぶつぶ仲間とのリアルな繋がりが増えてきました。共通の価値観をもつ仲間と繋がり、雑穀料理を作って美味しく楽しむことができるようになってきたことが、とても幸せです。

外食や加工食品を食べることへの抵抗感

しかしそれでも、まだ最近まで、外食や加工食品(添加物)を食べることに対する抵抗感が残っていました。頭では、

「お家で毎日手づくりのご飯を食べているから、少しの外食や添加物、お砂糖は大丈夫!」
「大丈夫!!感謝。感謝。」

と言い聞かせて、食べていましたが、
やっぱり特に、子どもたちが添加物やお砂糖たっぷりの食べものを食べるのを見ていると、嫌悪感、抵抗感を感じずにはいられませんでした。

私自身もどのように外食や加工食品と付き合っていけば良いのか、まだまだ悩みながら、不安と制限の中で生きていたのです。

身体に良くないと分かってしまうと、それを身体に入れる時にどうしても心配になってしまい、心から感謝の氣持ちで美味しいと食べることができなくなってしまっていたのです。

どんな食材でも、「ありがとう♡」と感謝の氣持ちでいただくと、身体に良い影響を及ぼします。
逆に、「これは大丈夫かな」、「良くないものだったら、、、」と、不安や心配の氣持ちとともにいただくと、どんなに良い物を食べても健康にはなれません

そんな時に、未来食つぶつぶを長年実践されてきている方と一緒に外食する機会がありました。
そこで、その方の食べ方、食への考え方を見聴きしたことで、

「あぁ、こうすれば良いのか!」
「なるほど、そうゆうことか!」

と、これまでのあらゆる情報が一本に繋がり、腑に落ちて納得。
疑問や悩みが一氣に無くなりました。

これは、これまでの食に対する悩みや学び、実践があったからこその気づきでしたが、
やはり、自分の理想や目標をすでに実現している方のお話を聴くことは、理想や目標を実現するにはかなり近道だ!ということを実感しました。

食に対する悩みがなくなり、健康になり、子育てが楽になりました

食に対する情報が自分自身の中で一本に繋がり、納得してからは、食について悩むことも氣にすることもほとんど無くなり、ご飯を作る時間も減り、自分のしたいことに時間を使って楽しむことができるようになりました。

さらに、子育ても楽になり、穏やかに楽しく暮らすことができるようになっています。

ベジ薬膳で穏やかに楽しく暮らす良さを伝えたい

毎日何を食べるかを考え、一日中キッチンに立っていた日々から、

食に対する悩みが無くなり、健康になり、子育てが楽に変わった食術を伝えたい。
穏やかに楽しく暮らす仲間を増やしたい。

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