自給自足で暮らしと子育てを味わう

ライフスタイル

今日は、自給自足のライフスタイル、遊暮働学(ゆうぼどうがく)について書いてみたいと思います。

わたしは、今は育休中で、自給自足の暮らしを目指しながら子どもたちと一緒につくる暮らしを楽しんでいます。

ご飯を作って、ゆったりと味わいながら家族で食べることができています。

子育てと仕事でしんどかった時代

今はこんな暮らしができていますが、長男を子育てしながら勤務しいていた時は、
毎日ピリピリ、ご飯は5~10分でかき込んで終了、
終わらない仕事に追われて、休日も、寝る直前も、朝起きても、ずっと仕事のことばかり考えて緊張状態でした。

次男の産休に入った直後に、何もやる気が起こらずに一か月過ごしたのをきっかけに、
生き方や働き方について考えるようになりました。

「子どもたちとの時間をもっと大切にしたい」
「ゆったりご飯を作って食べたい」

「仕事を辞めて好きなことをして生きたいけれど、今と同じぐらいの収入が得られるか不安」
「十分な収入が得られるようなことを自分にできるだろうか。。。」

そんなことをずっと考えていました。

ですが、ある時ふと思ったのです。

「支出を減らせば、仕事を辞めて、もっとやりたいことをして生活していけるんじゃないか」

そんな時に、北海道で自給自足の山暮らしをしている、パーマカルチャー研究所の三栗祐己さんの生き方・暮らし方に出会いました。

遊暮働学とは

三栗さんは、遊暮働学という生き方・暮らし方(ライフスタイル)を提案しています。

遊暮働学とは、
「暮らし自体が遊びであり、仕事であり、学びになる」というライフスタイルです。

どうゆうことかと言いますと、、、

まずは今の暮らしを考えながら説明していきますね。

今の暮らしでは、一般的に多くの方が買う暮らしをして生活しています。わたしもそうです。

買う暮らしとは、生活に必要なものをお金で買う暮らしのことです。(そのままですね 笑)

買う暮らしをしていると、生活をするためにお金がかかりますし、お金がなくては生きていけません。
なので、生活をしていくために仕事をします。

自分のペースで好きな仕事をできていればいいのですが、ただ生活のためという理由で長時間仕事をしていると、だんだんストレスが溜まってきます。

そのストレスを解消するためにも娯楽としてお金をかけたりします。
すると、またお金が必要になるので仕事をしなければならないという循環に陥りがちなのではないでしょうか。

一方で、遊暮働学な暮らしはどんな暮らしかと言いますと、
つくる暮らし(自給自足の暮らし)です。

食べる物を作ったり、着るものを作ったり、住むところを自分で作ります。
(もちろん、できる範囲でです。)

今まで買っていたものを作るので、使うお金が減っていきます。

なので、今までしていた仕事にかける比重も下がっていきます。

仕事にかける比重が下がると、さらに暮らしにかける時間が増えて自給できるものが増えていきます。

すると、またさらに仕事にかける時間が減ります。
好きなことをする時間も増えます。

自分が好きなことは、どんなに時間や労力をかけても大変とは思わないので、
それ自体が仕事になっていくこともあります。

(わたしの場合は、自分で野菜を作ってご飯を作ることが好きなので、食べ物を自給することがお金の自給にも繋がってきています。)

暮らし自体が「働」(仕事)になるということです。

つくる暮らしは、時間と労力がかかりますが、そのぶん、野菜を収穫したり、自分で服を作ってできた時の喜びはとても大きいです。

どうしたら野菜が収穫できるようになるのか、次はどんな服を作ろうか、つくること自体が「遊び」になります。

と同時に、その過程自体が今まで経験したことのないものすごい「学び」になります。

家庭菜園をはじめて、オクラがこんな風に実をつけるのか!とか、季節によって太陽の上り方も違うし、畑に生えてくる草も違うんだ!というのを、頭ではなく体で感じる学びになります。
最高でしょ。

野菜一つ育てるにもこんなに時間と労力がかかることもわかり、スーパーで野菜を買う時には感謝の気持ちとともにお金を払うことができるようになりました。

このような暮らしが、遊暮働学な暮らしです。

こんな生活をしていると、暮らしや家族との時間を味わうことができるようになります。

今まで仕事をしていて感じていたストレスを発散する娯楽費もかからなくなりました。

さらに、遊暮働学は子育てする上でも、とても良い環境なんじゃないかと思っています。

子どもたちと一緒に、

「暮らしの中で、好きなことをしながら遊び、働き、学ぶ」。

こんな暮らしが私の目指す理想の暮らしです。

「今のあなたの暮らしはどんな暮らしですか。また、あなたにとっての理想の暮らしとはどんな暮らしですか。」

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